現職ドライバーの声
現職ドライバーの声 <石口所長>
VOICE.
運行管理者を務める石口所長にお話を伺いました
-バス会社は運行スケジュールがタイトで大変なイメージがあります。どのような感じでしょうか
当社のお客様は、台湾からのインバウンドの方が100%で、当社は、日帰りもしくは1泊2日、または2泊3日の勤務がほとんどです。月の半分が泊まりになりますが、1日のハンドル時間は平均4~5時間程度と少なめです。
他社のインバウンド専業のバス会社では、中国人観光客の方を対象としたコースで、1週間、2週間、自宅に帰られないなんてこともあるようですね。2時間置きくらいに休憩が1時間から2時間あり、休憩中はリラックスしてもらいたいので自由です。他のインバウンド専業のバス会社と比較してもかなり楽な方ですね。
-運転に集中できる環境ができていますね
そうですね。語学堪能な添乗員が必ず付くので、コミュニケーションの心配もいりません。研修制度も用意していまして、新入社員研修(座学・実技)では、日々の業務に必要となる運行技術や待遇を身に着けてもらいます。インバウンド(訪日外国人)応接研修では、業務を理解していただくための研修です。インバウンド向けの接客やコース内容などをご説明します。
-安全に関する取り組みにかなり力をいれいるそうですね
そうですね。貸切バス事業者安全性評価認定制度というものがありまして、貸切バス事業者の安全性や安全の確保に向けた取組状況を評価し、認定・公表する制度で、バスの利用者や旅行会社がより安全性の高い貸切バス事業者を選択しやすくもなっています。
当社は、2021年12月にセーフティ3ツ星を更新することが出来ました。また当社の安全に対する取り組みが高く評価されて、2年毎の更新が免除され今回は4年継続となりました。お客様の輸送の安全を第一に考え、絶えず輸送の安全性の向上に努めるべく、経営トップから乗務員、全事務員に至るまで全社員が一丸となって運輸安全マネジメントに取り組んでまいります。
-安全対策はどのようなことを行っているのでしょうか?
ドライバーの体調管理にも、かなり気をつけています。SAS(無呼吸症候群)検査、MRI検査、薬物検査、血圧測定。これらは必須ではないのですが、社長のより安全に運転し、安全に乗車してほしいという思いから行っています。
また、リアルタイムで見ることもできるドライブレコーダーを搭載していまして、録画した動画をクラウドに保存もできます。ヒヤッとするシーンがあった際など提出してもらい、日々改善に取り組んでいます。衝突被害軽減ブレーキ(AEBS)搭載した車両に順を追って入れ替えていっています。それ以外の車両にも安全防止対策で衝突防止警報機能(モービルアイ)を全車に搭載するなど、お客さまを安全に目的地までお届けするのはもちろん、運転手も守ります。
-徹底した安全に対する取り組み、素晴らしいですね。社内の人間関係はどんな感じでしょうか。
年功序列などはなく、基本的に平等ですね。シフトもベテランや新人、関係なく均等になるようにしていますし、ギスギスした雰囲気やいじめもありませんね。入社したばかりの方もみんな仲良くやっています。和気あいあいとした雰囲気ですね。
ー本日はありがとうございました。